Official Manual

ライブ配信スピードテストの使い方

GOを押して上り・下り速度を測定し、送信予定ビットレートに対する判定を確認。回線に不安があれば、測定結果を引き継いで相談できます。

インストール不要広告表示なし登録不要PC・タブレット・スマホ
ライブ配信スピードテストの測定完了画面

QUICK START

設定・測定・判定の、3ステップ

最初に送信予定ビットレートを決め、GOから測定。最後に2つの速度と判定結果を確認します。

設定

送信予定値を入力

配信エンコーダーに設定する、映像と音声の合計ビットレートをMbpsで入力します。

測定

「GO」で測定を開始

M-Labのデータ方針を確認し、GOを押します。目盛の表示後、上り、下りの順に測定します。

判定

速度と判定結果を確認

2つの最終値と、設定した送信予定値に対する帯域余裕を確認します。

本番で使う構成に近づけて測定してください可能であれば有線LANを使用し、実際に配信するPC、LANポート、ケーブルで測定します。測定中はクラウド同期、動画視聴、ファイル転送などの大容量通信を止めてください。
測定前の画面。送信予定ビットレートを設定し、通信性能パネル中央の「GO」から測定を始めます。

PLANNED BITRATE

送信予定ビットレートを入力する

入力するのは、配信エンコーダーから送る映像と音声の合計値です。ツールは、この予定値と測定した上り速度を比較して帯域余裕を評価します。

エンコーダーの設定値を、そのまま合計します

たとえば映像7.8Mbps、音声0.2Mbpsで送信する場合は、合計8.0Mbpsを入力します。同時に複数系統を送る場合は、全系統の合計値を入力してください。

  • 映像ビットレートと音声ビットレートを合計
  • 同時送信する複数系統があれば合算
  • 入力後も、測定前・測定後に変更可能
M-Labのデータ方針を確認してくださいGOの下にあるM-Labのデータ方針を確認してください。GOを押すと方針に同意して測定を開始し、測定結果、公開IPアドレス、日時はM-Labに保存され、公開データとなります。当サイトではGoogle Analyticsによるアクセス解析を行いますが、測定値はアクセス解析へ送信せず、当社では測定結果を保存しません。当社プライバシーポリシーもご確認ください。
画面上部の入力欄。予定値は0.5Mbps単位で変更できます。

NDT7 MEASUREMENT

上り、下りの順に通信性能を測定する

GOを押すと目盛が順に現れ、その後M-Lab NDT7がライブ配信で重要な上り方向を測定し、続いて下り方向を測定します。2つの円形表示がリアルタイムに変化します。

上り速度を測定中。配信用途で重視する上りは、左側の赤い円形表示で確認します。
下り速度を測定中。上りの最終値を残したまま、右側の青い円形表示が変化します。
2つの円形速度表示

上りと下りを同じ目盛で表示し、測定完了後も両方の最終値を残します。

赤:上り速度

ブラウザからM-Labサーバーへ送信する方向の測定です。

青:下り速度

M-Labサーバーからブラウザへ受信する方向の測定です。

測定状態

「GO」を押すと、中央上部の表示がCONNECTING、UPLOAD、DOWNLOAD、COMPLETEの順に変わります。

測定完了後は、上り速度と下り速度の最終値を表示したままにし、「もう一度測定」と「測定結果をコピー」を表示します。

MEASUREMENT RESULT

測定結果を確認する

画面には上り速度と下り速度を大きく残します。最小RTT、測定サーバー、M-Labが観測した接続元IPなどの補足情報は、測定結果をコピーして確認できます。

上り速度ブラウザからM-Labサーバーへ送信できた、単一TCP接続のアプリケーションレベル速度です。配信ビットレート判定の基礎値になります。
下り速度M-Labサーバーからブラウザへ受信できた速度です。ウェビナーや多拠点中継では下り側も確認します。
もう一度測定同じ予定値で測定をやり直し、現在の表示と判定を新しい結果へ更新します。
測定結果をコピー測定日時、上り・下り速度、最小RTT、測定サーバー、接続元IP、予定値、推奨上限、帯域余裕、判定、ツールのURL、測定条件の注記を文章でコピーします。
詳しい測定結果は文章でコピーできます画面を縦に長くしないため、最小RTT、測定サーバー、接続元IPなどは画面へ常時表示せず、コピー内容へ含めています。
上り速度だけで本番可否を断定しないでください高い上り速度が出ても、瞬断、UDPパケット損失、長時間の変動、本番配信先までの個別経路は別途確認が必要です。
2つの最終値と操作ボタン。詳しい結果は「測定結果をコピー」から取得できます。

TOKYO LIVE STREAMING ASSESSMENT

判定結果を読む

入力した送信予定ビットレートと、測定した上り速度を比較し、暫定基準で「推奨」「注意」「要対策」「非推奨」を表示します。測定前は見出しだけを表示し、完了すると評価、短い結論、相談案内まで自動で展開します。

評価と結論を中央にまとめ、その下に配信回線の相談案内を表示します。
4段階の評価

上り速度に安全係数と必要な遅延補正を適用し、予定値との余裕を4段階で表示します。

結論

「十分な帯域余裕があります」など、判定の意味を短い文章で表示します。

自動展開

測定前は見出しだけを表示し、測定完了時に内容を自動で展開します。

回線相談

ツール内の相談ボタンから、測定結果を問い合わせ本文へ引き継げます。

判定は、本番品質の保証ではありません「推奨」であっても、実際の配信先へのテスト配信、長時間試験、予備回線の準備を行ってください。「注意」「要対策」「非推奨」の場合は、ビットレート低減、回線変更、ボンディング、予備回線を検討します。

STREAMING SUPPORT

測定結果を引き継いで、回線の不安を相談

測定後は、ツール内の相談ボタンから問い合わせフォームへ進めます。機器名や専門用語が分からなくても問題ありません。

測定後のご相談

測定結果を、問い合わせ本文へ自動入力します。
  1. 01測定を完了
  2. 02相談ボタンを選択
  3. 03本文を確認して送信

上り・下り速度、最小RTT、予定値、推奨上限、帯域余裕、判定、測定日時を引き継ぎます。接続元IPと測定サーバーは引き継ぎません。

測定前のご相談

会場や配信内容等から、専門スタッフがご確認・ご提案します。 問い合わせフォームを開く 測定結果を引き継ぐ場合は、測定完了後にツール内の相談ボタンからお進みください。

SCALE & PROVISIONAL RULES

速度目盛と暫定判定基準

円形表示は、0Mbpsを時計の7時位置、1,000Mbpsを5時位置として、時計回りの300度へ配置しています。1と10、10と100、100と1,000の各区間で、5、50、500が中央になる独自の非線形目盛です。

円形速度表示最大1Gbps0・1・5・10・50・100・500・1,000Mbpsを独自配置
暫定安全係数2.5倍実効上り速度を安全側に割り引く基準
遅延補正RTT最小RTTが大きい場合は推奨上限を低減
仕様詳細暫定判定の計算方法を見る
基本の推奨上限実効上り速度 ÷ 2.5。0.5Mbps単位で安全側へ切り下げます。
最小RTTが150ms超実測上り速度を90%へ補正してから、推奨上限を算出します。
最小RTTが300ms超実測上り速度を78%へ補正してから、推奨上限を算出します。
注意上限実効上り速度 ÷ 1.65を基準に算出します。
要対策上限実効上り速度 ÷ 1.25を基準に算出します。

MEASUREMENT LIMITS

このツールで直接測れないこと

NDT7は単一TCP接続のアプリケーションレベル性能を確認する測定です。ライブ配信回線の全てを一度に診断するものではありません。

UDPパケット損失

SRT、RIST、RTPなどを想定したUDPの損失率や連続ロスを直接測定しません。

ジッタ・順序入替

パケット到着間隔の揺らぎや順序入替を、専用のUDP試験として測定しません。

短時間の瞬断

測定時間外の瞬断や、短い停止を漏れなく検出するものではありません。

長時間安定性

数時間にわたる本番中の回線変動や、時間帯による混雑を保証しません。

配信先までの個別経路

YouTube、Zoom、Webex、SRT受信拠点など、実際の配信先までの経路とは異なります。

会場内の原因特定

LANスイッチ、VLAN、Wi-Fi、他利用者など、品質低下の原因を自動特定しません。

重要配信では、複数の確認を組み合わせてください本ツールによる帯域余裕の確認に加えて、実配信先へのテスト、長時間試験、本番時間帯での再測定、予備回線の準備を行います。

DEVICE NOTES

PC・タブレット・スマートフォンで使うとき

画面は端末幅に合わせて縦並びへ変化します。測定結果は、その端末が現在使っている通信経路の性能です。

配信PC

最終判断では、実際に本番で使うPC、LANアダプター、LANポート、ケーブルで測定してください。

タブレット

会場内の簡易確認に使えます。Wi-Fiと有線アダプターでは結果が異なるため、接続方法を確認します。

スマートフォン

Wi-Fi、4G、5Gの簡易比較に使えます。モバイル通信の測定は通信量を消費します。

共通

VPN、プロキシ、セキュリティソフト、ブラウザ拡張機能、バックグラウンド通信が結果へ影響する場合があります。

スマートフォンでは、予定値、2つの円形速度表示、判定結果が画面幅に合わせて縦に並びます。

FAQ

よくある質問

送信予定ビットレートには何を入力しますか?

配信エンコーダーで設定する映像ビットレートと音声ビットレートの合計値です。複数系統を同時送信する場合は、全系統の合計を入力してください。

速度が速ければ、ライブ配信は必ず安定しますか?

保証はできません。上り速度は重要ですが、瞬断、UDPパケット損失、ジッタ、長時間変動、配信先までの経路なども影響します。

最小RTT(上下)は平均遅延ですか?

平均ではありません。上り測定と下り測定の各TCP接続で観測された最小RTTのうち、最も小さい値です。ジッタを示す値でもありません。

円形速度表示の目盛が等間隔ではありません。

0Mbpsを7時位置、1,000Mbpsを5時位置とし、1と10、10と100、100と1,000の各区間で、5、50、500が中央になる独自の非線形目盛です。回線品質の点数や測定進行率ではありません。

測定するたびに結果が変わります。

回線混雑、Wi-Fi状態、他端末の通信、M-Labサーバーまでの経路、端末負荷などで変化します。条件を揃えて複数回測定し、最低値や変動幅も確認してください。

スマートフォンでも測定できますか?

対応ブラウザで測定できます。ただし、配信会場の最終判断では実際に配信で使うPCと有線LAN構成で測定してください。

M-Labへどのようなデータが送られますか?

測定結果、公開IPアドレス、日時などがM-Labに保存され、公開データとなります。GOの下にあるリンクからM-Labのデータ方針を確認してください。GOを押すと、方針に同意して測定を開始します。

「推奨」と表示されれば本番品質は保証されますか?

保証されません。測定時点のM-LabサーバーまでのTCP性能を基にした暫定評価です。実配信先へのテスト配信と予備回線の準備を併用してください。

相談時に測定結果は自動入力されますか?

測定完了後にツール内の「配信回線について相談する」から進むと、上り・下り速度、最小RTT、予定値、推奨上限、帯域余裕、判定、測定日時が問い合わせ本文へ自動入力されます。接続元IPと測定サーバーは引き継ぎません。

測定開始後にエラーになります。

画面には、オフライン、測定サーバー探索失敗、WebSocket遮断、ブラウザの測定処理制限、上り測定失敗、下り測定失敗、タイムアウト、M-Labサーバー混雑など、推定される原因別の案内が表示されます。表示された確認方法に沿って再試行してください。

測定結果は東京ライブ配信株式会社へ保存されますか?

測定値は当社のアクセス解析へ送信せず、当社では測定結果を保存しません。通常のWebアクセスやアクセス解析に伴う情報の取扱いは当社プライバシーポリシーをご確認ください。M-Labへ送られる測定結果・公開IPアドレス・日時は、M-Labのデータ方針に基づいて保存・公開されます。

商用イベントや業務現場で使えますか?

ブラウザから無料で利用できます。ただし、重要な本番では本ツールの結果だけで判断せず、実際の配信構成で事前テストを行ってください。

UPDATE HISTORY更新履歴最終更新:2026年8月4日
  1. 中央に集約した測定画面と相談導線へ更新

    現行の700px幅レイアウト、中央表示の判定結果、赤い相談ボタンに合わせて全画面例を更新しました。測定結果を問い合わせ本文へ自動入力する流れも追記しています。

  2. 上り優先の測定順と画面構成へ更新

    ライブ配信で重視する上りを先に測定し、推移グラフも上りを上へ配置しました。測定値パネルから測定日時欄を省き、3つのパネルを縦方向に圧縮して掲載画像を現行画面へ更新しました。コピー結果には測定日時を引き続き含みます。

  3. 目盛と判定表示を更新

    測定値の目盛、配信ビットレート判定、測定前後の画面例を現行表示に合わせました。

準備ができたら、スピードテストを実行

インストールも登録も不要です。ブラウザですぐに測定できます。

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